1951-06-05 第10回国会 衆議院 水産委員会 第40号
漁船保険については、塩見農林省官房長は水産庁にも籍があられたことがありますのですでに御了承のことと思いますが、ただいまの制度で行きますと、漁船保険は一億三千万円払い込んで、被害があろうと、何があろうと、実際受ける額は一億円になつてしまう。三千万円は事務費とか、あるいは俸給にかかつてしまう。こういうことが、この画期的なるところの漁業制度改革の今日の段階においてはたして許されるであろうか。
漁船保険については、塩見農林省官房長は水産庁にも籍があられたことがありますのですでに御了承のことと思いますが、ただいまの制度で行きますと、漁船保険は一億三千万円払い込んで、被害があろうと、何があろうと、実際受ける額は一億円になつてしまう。三千万円は事務費とか、あるいは俸給にかかつてしまう。こういうことが、この画期的なるところの漁業制度改革の今日の段階においてはたして許されるであろうか。
○小高委員 ただいま造船保険について、塩見農林省官房長から非常に理解ある御答弁を聞きまして、一部うれしく思つておるのでありまするが、どうかその理解のほどを数字として国の予算面に現わしてもらいたいと思います。